結婚式の悩みと塔

三日坊主をぎりぎり回避したリラ猫です。

……回避できてないって?

まだ寝てないから、セーフっしょ♪

 

結婚式の準備中

私と旦那は既に入籍しているものの、結婚式はまだでして。

4月に向けて、いろいろ奮闘中なのでございます。

去年の4月に

「桜の木の下で挙式をしたい!」

ということでブライダルフェアにデート感覚で行ったら、

そのまま1件目で成約してきた私たち。

結婚をすることよりも先に、結婚式場が決まった私たちなのでございます。

だから「1年後かー。まだまだ先だなー」って考えていたわけですよ。

1年なんてあっという間っすね!!!!

 

余興と引き出物について

私たちの式のコンセプトは「おもてなし」

かといって、自分たちでいうのもなんだけど、

私たちは若いもんでして……

貯金をしてる、と言ってもたかが知れてる。

だからこそ式は「等身大でいきましょう」と決めて、

結婚式は私たちの貯金可能額で収めよう、ということで、

頑張っているわけです。

 

けど如何せん、私は結婚式なんて小学生以降は参加したことがなく……

引き出物……へー。そんなのあるんだ。

余興……ふーん。なんか楽しそう。

ぐらいなイメージ。

いざ自分が出す側になると…………

引き出物って、どんなもの選べばいいのーーー!?!?!?

安いものもあるけど、高いものはめちゃくちゃ高い。

なんだよ、引き出物に2万って……

披露宴の基本プランが大体80人ぐらいで見積もられてるけど、

2万×80人 = 160万!!!!

むりむりむりむり!!!

 

……取り乱してしまった。失礼。

まぁ、なんていうかさ。

引き出物って、

結婚式に出たものの不満なポイントトップ3ぐらいに上がる分野だけどさ。

万人が「素敵っ!!」って喜ぶ品が1品でもあるんだったら、

大量の引き出物カタログをもらう必要なんてないわけでして。

万人に受ける事を望まずに、

とりあえず、私たちは心を込めて、引き出物を選んでいたのでしたっ。

 

ちなみに、余興は、2人で頑張るよ。いぇい。

 

タロットカード「塔」

旦那から、「俺の先輩がリラ猫のブログを見てるらしいんだけど、『面白い』って言ってたよ」と言われ、恥ずかしくなりました。

いやーーーーー。

プラスの生産しろ、って言われたから始めたブログなもんでね。

とりあえず私の中にあるものを吐き出してるだけのブログなんでね。

楽しんでもらえてるのなら嬉しいけど、こんなんでいいのかな、って戸惑いもあるよね!!

とはいえ、私はこのままのペースで行きますよ。はい。

 

そんなわけで、本日は大アルカナの「塔」のカード。

なぜか会社で占いをすると、塔のカードが必ず出てくる。

おまいさんたちは、どれだけ人生の土台を崩しまくってんの……

 

塔のカードというと、ちょっと占いをかじったことのある人が見ると

「出ちゃいけないカードだっ!!」

って言います。

うん。まぁ、そういうイメージだよね。

出てほしくないカードワースト3をあげると、

1位「塔」

2位「悪魔」

3位「死神」

だからね。

とはいえ、私はあんまりそうは思わない。

ほら。なんか、煮詰まったときとかさ。破壊欲って沸かない?

とりあえず花瓶を割ってみたりとかさ。花瓶もってないけど。

なんにせよ、何かを清算するときには必ず「破壊」って付き物なのよ。

 

「塔」のカードのモチーフは、

聖書にも出てくる「バベルの塔」がモチーフになってる。

人間が神様の領域まで辿り着こうと、

天に向かって高く高く塔を築いたものの、

「人間ごときが神に近づくなんて、なんて傲慢な!!!」

と神の怒りに触れたため、

一生懸命作り上げた塔は神の雷により破壊され、

互いの言葉が理解できないようにさせられた。

っていうお話。

実際に絵を見てると、

塔が雷により壊されて、王様とお妃さま?が真っ逆さまに落ちてる絵。

たぶん、こういう塔のてっぺんにいる人って、

きっと偉い人だよね。ただの見張りの番の人じゃないよね。

そんな偉い人さえも、神の前では無力で、

塔から落ちるときは真っ逆さまなわけですよ。

あぁ、虚しい。

 

まぁ、私は「神」はいてほしいとは思ってるけど、

信仰心のない私は「神」はいないと思ってるもんで。

そんな人間には、塔のカードの神の雷は、自然災害とも解釈できるのですよ。

地震とか、津波とか、山火事とかもそう。

どうやったら避けられるのか?って考えたところで、

自然災害そのものは頑張っても避けられない。

できる事といったら、安全な場所に逃げておくことぐらいだろうか?

故に、塔のカードは「すべてを破壊する」「築いたものを無に帰す」という意味がある。

 

「頑張って築いたものを無に帰す、って最悪じゃん!!」

って言うかもしれないけど、本当にそうかな?

ぶっちゃけ、この塔だってさ。

「神様に近づいてやる~」っていう傲慢さから生まれた「塔」なわけですよ。

故に、その「頑張って築いたもの」っていうのは、

本当に大切なもので、

清らかなもので、

無くてはならないものなの?

と問いたい。

基本的にタロットとか占いとかって、偶然を未来と結び付けて占うものだからね。

そもそも塔のカードが出た時点で、

きっとその「頑張って築いたもの」というのは傲慢の塊だったのよ。

 

そんな傲慢の塊を崩せずに、

威張っていて、

盲目になっていた状態から唯一救い出せるのが、

この「塔」のカードなわけですよ。

傲慢の塊が崩れ去るその一瞬は、とてつもない悲しみや苦しみに襲われるだろうさ。

けれど、それもまた、人生にとっては必要なことなのよ。

だから、そんなに凹みなさんな!!

 

ちなみに会社で塔のカードを出した人達は、

・働き方を根本から変えた

・両親と大喧嘩をして一人暮らしを始めた

・恋人と別れた

なんて出来事があった。

該当イベントが起きたその時は、皆げっそりとした顔をしてたけど、

長い目でみたら、とても穏やかな表情ができるようになってたね。

人生レベルで考えたら、「塔」のカードというのは、いいカードだと思う。

「自分がいま『大切だ』と思うものに目を向けてごらん。

 そしてそれは本当に『大切なもの』であるかを考えてごらん。

 これを機会に、ちっぽけな自尊心を満たすための道具に過ぎなかったと、

 気づけるかもしれないね」